セラピストを抱くためのコミュニケーション 「相手の気持ちを尋ねる」
以前、セラピストを抱くために最も大切なのは「感情コミュニケーション」だと書かせていただきました。
別にイケメンでなくともよいし、図抜けて面白い話をする必要もないのです。
セラピストが安心して心地よいと感じ、感情コミュニケーションによって心のやりとりをする。結果、ココロの鎧がはずれる。
ココロの鎧がはずれさえすれば、カラダをゆるしてもらうというゴールもぐっと近づきます。なぜなら、メンズエステではすでにお互いの肉体的な距離は近いし、二人を隔ている布切れもほとんどないに等しいのですから(笑)
じゃあ、どうすれば感情コミュニケーションがとれるのか。
そのスキルの一つを紹介しましょう。
そのスキルとは…
「気持ちを尋ねる」です。
感情コミュニケーションとは「気持ちのやり取り」です。
ですので、とにかく相手の「気持ち」を聞くのです。
過去の出来事や将来やってみたいことなどを話す際にも、そのディテールについて情報を集めつつも、焦点はあくまでも相手や自分の気持ちにあてるように意識します。
すると、話がはずむし、お互いよくわかりあえたような気がして親密度があがっていきます。
例えば、セラピストが
「やっぱいつかお店持てたらなあって思います」
と口にしたとします。
これに対し、
「いや、自分でお店もつって大変だよ」
「いくらくらい準備資金はあるの」
などと返しては失格です。
相手の女の子は別に議論をしたいわけでもないし、具体的な事業計画について相談したいわけでもないのです。
すべきことは、「お店もてたらいいなあ」という相手の気持ちに対しコミュニケーションをとってあげることです。
ですので、まずは「お店もてたらいいなあ」という気持ちを膨らませてあげます。
例えばこんな感じでシンプルに盛り上げましょう。
あなた「そっかあ、いいね ♪ 例えばどんなお店? もっと教えて♪」
すると、
セラピスト「えっとー、〇〇でー、××でー…」
と、いろいろと想いを語ってくれるでしょう。
そうしたら、その段階で、
あなた「(いろいろディテールを引き出した後で)自分のお店できたらどんな気持ちなんだろうね♪」
と、相手の気持ちをストレートに尋ねてみましょう。
すると、
セラピスト「えー、めっちゃ気分上がるんじゃないかなあ♪うん、すごい嬉しいと思う💛」
きっと、こんな感じで相手の感情が動くことでしょう。
その相手の感情に対し、
「そっかー💛。それは嬉しいよね💛」
と相手が感じている気持ちをそのまま返してあげるだけで、相当親密な気持ちのやりとりが生まれるはずです。
こういったコミュニケーションにより、
「この人なんかわかってくれる」
「この人となんか話があうかも」
「なんか居心地いいかも」
といった気持ちが相手の中に、知らず知らずのうちに芽生えてくるのです。
ぜひ、会話の中で相手の気持ちを尋ねてあげてください。
それだけでも相手の反応がぐっと変わってくるはずです。